この記事ではカーバッテリーをコスパ重視やハイスペックなど性能面などで全20個紹介しています。自分でバッテリー交換を検討しようと思っている方は、ぜひ参考にしてみてください。
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バッテリー選びの重要な5つのポイント
車のバッテリーを選ぶ際には、いくつかの重要なポイントを押さえておく必要があります。これらのポイントを理解することで、自分の車に最適なバッテリーを選び、トラブルを防ぐことができます。ここでは、特に重要な5つの選定基準について解説します。
1. 車種に合ったバッテリーのサイズと容量を確認
バッテリーを選ぶ際、最も重要な要素の一つが「サイズ」と「容量」です。車種ごとに適合するバッテリーのサイズ(寸法)や容量が異なるため、必ず自分の車に合ったものを選ぶ必要があります。車の取扱説明書やバッテリーの適合表を参照することで、適切なサイズと容量を確認できます。一般的に、容量(Ah)が大きいほど、エンジンの始動時や電子機器に対する電力供給が安定します。
2. バッテリーの性能指標「CCA」と「Ah」を理解する
バッテリーの性能を測る重要な指標に、「CCA(コールドクランキングアンペア)」と「Ah(アンペアアワー)」があります。CCAは、寒冷時にエンジンを始動するために必要な瞬間的な電流量を示しており、特に寒冷地に住む方はこの数値が高いバッテリーを選ぶことが重要です。一方、Ahはバッテリーが蓄えられる電力量を示し、車の電装品を長時間使用する場合や長距離走行が多い場合は、この数値が大きいバッテリーが適しています。
3. 使用状況に応じたバッテリー選定:走行距離や気候も考慮
車の使用状況によって、バッテリーの選び方も変わってきます。例えば、頻繁に短距離走行をする場合や、アイドリングストップ機能がある車は、バッテリーに負荷がかかりやすいため、耐久性の高いバッテリーを選ぶことが推奨されます。また、寒冷地では、低温でもエンジンがスムーズに始動できる高CCA値のバッテリーが必要です。
一方で、暖かい地域や、日常的に長距離を走行する場合は、標準的なバッテリーでも十分対応できます。自分の運転環境に合ったバッテリーを選ぶことで、性能を最大限に引き出し、トラブルを未然に防げます。
4. 長寿命バッテリーやメンテナンスフリータイプの選び方
バッテリーには、通常の鉛蓄電池に加え、長寿命バッテリーやメンテナンスフリーバッテリーが存在します。これらは、交換頻度を減らしたい方や、メンテナンスに時間をかけたくない方に適しています。特にメンテナンスフリータイプのバッテリーは、バッテリー液の補充が不要で、現代の車に広く採用されています。
一方、長寿命バッテリーは、その名の通り通常のバッテリーよりも長く使用できる設計になっていますが、価格がやや高めです。車の使用頻度や予算に応じて、これらのバッテリーを選ぶことが重要です。
5. 信頼できるメーカーと保証内容を重視した選定
バッテリーを選ぶ際には、信頼できるメーカーから製品を選ぶことが重要です。国内でよく知られているメーカーとしては、パナソニック、GSユアサ、ボッシュなどが挙げられます。これらのメーカーは、信頼性が高く、性能や品質の保証も充実しているため、安心して使用できます。
また、バッテリー購入時には保証内容も確認しましょう。多くのバッテリーは1〜3年の保証期間が設けられており、この期間内に問題が発生した場合は無料で交換してもらえるケースもあります。メーカーの評判や保証内容をしっかり確認して、長く安心して使えるバッテリーを選びましょう。
関連記事:車のバッテリー選び方完全ガイド|車種別おすすめと交換時期の見極め方
【ハイスペック】おすすめカーバッテリー5選
値段は15,000円~と高めだけど、高性能なバッテリーを5個紹介します。Amazonなどでは5,000円代で販売されているバッテリーはありますが、寿命や容量などが少し心配なので、しっかりしたものを使っておくと安心です。
Panasonic『caos』シリーズ
メーカー | Panasonic |
製品名 | caos Blue Battery |
一般ユーザー、プロ問わず幅広く使われているバッテリーになります。
メンテナンスフリー(MF)を謳っていますがバッテリー液を足すことが可能なので本当のMFと言いずらいものの、寿命や容量など申し分ない性能を誇ります。単純に良いバッテリーにしたいなら一番おすすめできるバッテリーです。
OPTIMA『レッドトップ』シリーズ
メーカー | OPTIMA |
製品名 | レッドトップ |
あまり見かけることがないバッテリーかと思います。主に外車であったり特殊車両に使われていることが多いバッテリーです。
価格的には先述のカオスバッテリーと大差はありません。見た目は大きく重量もありますが、その分性能は高いです。幅が23~31までは適合するので19といった軽自動車向けにはありませんが普通車であれば合うサイズがあるので、気になる方は使ってみてください。
ただ、輸入品になるためコロナ過である現在では販売できない状態になっているので注意です。
BOSCH『Hightec Premium』シリーズ
BOSCHと言えば欧州車のイメージですが、国産車対応のバッテリーも販売されています。
『Hightec Premium』シリーズがそれで、標準車やハイブリッド車用のバッテリーも販売されています。
GS YUASA『GranCruise High Class』シリーズ
メーカー | GS YUASA |
製品名 | GranCruise High Class |
GS YUASAは国内のメーカーです。Panasonicについて結構メジャーなところ。
『GranCruise High Class』は同メーカーが製造しているバッテリーの中で高性能のバッテリー。定価で15,000円くらいするので良いバッテリーですね。バッテリーは高いほうが安心できます。
古河電池『ECHNO』シリーズ
メーカー | 古河電池 |
製品名 | ECHNO |
古河電池が製造しているECHNOシリーズも非常に高性能で有名です。
国産ということもあり、安心感があることからこちらを利用している工場も多々見かけます。EN規格、ハイブリッド車用など、対応できる車種も多いのでこちらもおすすめです。
【コスパ】おすすめカーバッテリー5選
さすがに20,000円はかけられないよ・・という方向け。安く済ませてかつ、安心できるものをチョイス!
とはいえ、3年、4年変えなくても安心かと言われると、断言はできないため長く使う場合は自己責任でお願いします。
GS YUASA『ECO.R』シリーズ
メーカー | GS YUASA |
製品名 | ECO.R |
『GranCruise High Class』よりも少し値段は抑えめの10,000円以内で購入できるバッテリーです。
土日しか車に乗らない方や、買い物くらいで毎日乗ることがないといった方におすすめです。短時間走行での充電が可能なので長期間乗らない場合でも比較的安心なモデル。
古河電池『Altica STANDARD』
メーカー | 古河電池 |
製品名 | Altica STANDARD |
古河電池のスタンダードモデル的な立ち位置のバッテリーです。『Altica STANDARD』であれば5,000円以内で購入が可能。
バッテリー交換の推奨時期は2年または4万㎞と標準となっているバッテリー交換は忘れないようにしましょう。安さ重視で交換をするならこちらのバッテリーがおすすめです。
Panasonic『SBシリーズ』
メーカー | Panasonic |
製品名 | SBシリーズ |
『caos』よりも値段を落としたモデルで、それでも15,000円。caosよりも10,000円ほど値段が下がっているのでコスパという風に定義しています。
前提としてcaosよりも性能面、寿命などは落ちる2年または4万㎞での交換推奨となっています。標準車、ハイブリッド兼用のモデルもあるので汎用性のあるバッテリーです。
ATLASBX『standard』
メーカー | ATLASBX |
製品名 | STANDARD |
メンテナンスフリーでありながら比較的低価格で販売されているモデル。値段も5,000円~10,000円代となっており、手が出しやすい。
トラックやダンプ、農機のバッテリーとしてよく使われている印象です。交換時にとってが内蔵されているので交換しやすさはありますね。
BOSCH『PSバッテリー』
メーカー | BOSCH |
製品名 | PSバッテリー |
BOSCH製のメンテナンスフリーバッテリーです。海外メーカーなので高い印象を持ってましたが以外と安価なバッテリーも製造しています。
値段も5,000~10,000円代となっているので、お求めやすい価格なのはGOOD。
【輸入車用】おすすめカーバッテリー5選
これまで国産メインでやってきたので、残り5選は輸入車向けのバッテリーを紹介していきます。
輸入車の場合は各国規格がありますので、選ぶ際には規格に注意してお選びください。
- BCI規格(アメリカ)
- DIN規格(ドイツ)
- EN規格(欧州車統一)
VARTA『SILVER DYNAMIC AGM』
メーカー | VARTA |
製品名 | SILVER DYNAMIC AGM |
VARTA(ファルタ)はドイツのめーかーです。主にベンツやBMWなどのドイツ車に多く使われています。
ドイツ車乗っていたらVARTAかBOSCHの二択になるかなといった印象。バッテリーは本当にメーカーが多いのである程度絞るのにメーカー基準にするのはただしいです。
BOSCH『BLACK AGM』
メーカー | BOSCH |
製品名 | BLACK AGM |
これまですべてのおすすめバッテリーに名を連ねてきたキングオブバッテリーBOSCH。
BOSCH自体、バッテリー以外にも電動工具とかでも長世話になってるので個人的安心感があるんですよね。本場ドイツ車に多く搭載されており、純正として供給されていることも多いメーカーです。
GS YUASA『GYXシリーズ』
メーカー | GS YUASA |
製品名 | GYXシリーズ |
国産メーカーGS YUASAさん。なんと欧州車向けバッテリーも出しています。
BMWやフォルクスワーゲン、アウディなどなど欧州車全般に使用が可能となっています。値段などは他バッテリーと変わりはないですが、国産メーカーを使いたい、安心できるという方はこちらを選ぶのがいいと思います。
Banner『Running Bull AGM』
メーカー | Banner |
製品名 | Running Bull AGM |
続いて申し訳ないですが、こちらも欧州向けのバッテリー。ただこちらオーストラリア唯一のバッテリーブランドとなっており少し珍しいバッテリーです。
人とはちょっと違ったバッテリーを使ってみたいという方は、こちらをチョイスするのも面白いかも。現在ではBMW、ポルシェなどに供給しているので品質として問題視する部分はありません。
AC Delco『Premium』シリーズ
メーカー | AC Delco |
製品名 | Premium |
最後はAC Delcoです。船舶用にも使われていることは多いメーカーで、欧州車や北米車用にもバッテリーを製造しています。
米国の自動車メーカーであるゼネラルモーターズが所有する自動車部品のメーカー。電動工具などでもお世話になっています。個人的には。