洗車用品で一番大事なカーシャンプー。この記事では「総合ランキング10選」に加えて「撥水シャンプー」「水垢除去」「コーティング車用」の系4つの軸でおすすめ製品を紹介していきます。
カーシャンプー選びのコツ
これから撥水シャンプーやコーティング車用など用途別で色々と紹介をしていきたいところですがここで一旦僕が毎回どのようにしてカーシャンプーを選んでいるのかを説明していこうかなと思います。
1.コスパで選ぶ
これまでの製品紹介でも散々言ってきましたが、シャンプーは何よりもコスパが重要です。シャンプーは毎回使うものですし、場合によってはジャブジャブ使いたい場面もあります。なので“量が多くて値段が安い物”が選ぶ基準だと考えてます。
平均的に1L当たり20台/回~は使えるので月1洗車程度であれば、年に1回購入するくらいで事足ります。もちろん、洗車ペースが早ければ、それに応じて減るスピードも速くはなります。
シャンプー後に、ワックス掛けや簡易コーティング剤を使うって人なら、シャンプーは車両の汚れを落とすためにする方がほとんどだと思います。なので余計な性能を求めず量が多くて安い物を選んでおくのが無難になります。
2.全色対応のシャンプーを選ぶ
洗車用シャンプーには物により黒色対応や白色対応などで分けられているケースがあります。正直、この色限定で選ぶのは面倒なので“全色対応”のシャンプーを選ぶようにしましょう。ちなみにランキングはすべて全色対応になっています。
そもそも、これ色ごとで対応しているシャンプーが異なっているのは、コンパウンドの含有量にあります。白色対応シャンプーは水垢などが目立ちやすいため、落ちやすいようにコンパウドが多く含有されていて、黒色対応はキズが目立ちやすいためコンパウンドが少なめに含有されている、そのため、白色対応のコンパウド多めのシャンプーを黒色車両に使ってしまうとキズが付いてしまうのです。そうならないように、各色対応のシャンプーを使う必要があるのですが、近年のシャンプーはノーコンパウンドな上、中性シャンプーなので自動車に付くだいたいの汚れを除去できるようになっています。
ですので、シャンプー選びに迷っている場合は先述のランキングの中から選ぶのが無難かなと思います。
シャンプー自体、以外と長く使えるので余ってしまう方も多いと思います。白系から黒系に乗り換えた際、シャンプーが使えない!なんて自体になるのも防げるのでシュアラスターあたりは持っておきましょう。
用途別に選ぶ
カーシャンプーは”撥水シャンプー”や”水垢用”のように色々なタイプがあります。ですので“自分の用途に応じて選ぶ”必要があります。
先のランキングでも撥水シャンプーが紛れ込んでいましたが、洗車はシャンプーだけで終わらせたい!という方は、撥水シャンプーなどを使っておくと、それなりに車が綺麗に見えます。他にも水垢が多くて気になる方には水垢用落としシャンプー。
気になる汚れに応じて使分けてあげるのがおすすめです。そんなわけで次からは用途別に使い分けたい時に選ぶとおすすめなシャンプ―達です。被っているのが多々出てきますがご了承ください。
【おすすめ】カーシャンプーおすすめ5選
このランキングは「迷ったらコレ」という軸で作成しています。僕自身もよく使う製品たちなので気になった物を使ってみましょう。
シュアラスター『カーシャンプー』
超有名シャンプーです。自動車用品店やホームセンターに行くとしょっちゅうCMが流れているので「シュアラスター」という単語だけでも聞いたことある方多いと思います。
このシャンプーの特徴を一言で表すなら「コスパ良」。1L当たり普通乗用車20台分ほどなので、1年間は余裕で使えるのではないかな?と思います。それでいて値段はリッター1,000円切るので非常に安い。
ちなみにまとめて買うならコストコで『カーシャンプー2000(2L)』を買うのがおすすめです。
関連記事:【レビュー】シュアラスターカーシャンプーを評価!1000や2000・ワックスinシャンプーを列挙
SONAX『グロスシャンプー』
SONAXはドイツのカーケミカルメーカーです。海外ブランドは取っつきづらい方も多いと思いますが、SONAXは割と庶民派向けな製品なのではないかと思ってます。
このシャンプ―の特徴は「きめ細かい泡」です。前に紹介しているシュアラスターのものと違い泡がきめ細かくなっており、甘い匂いがします。現役が超濃厚なのでキャップ1杯を希釈して済むのでリッター当たり40台分くらいできます。
値段も場所によっては700円程度なのでこちらもコスパ良な製品です。
GYEON『Bathe+』
GYEONはヨーロッパのカーケミカルブランドです。個人的にブランドのファンであり、シャンプーは正直
このシャンプーの僕が思う特徴は「撥水性能」です。正直、先述した2つよりも非常に割高です。4倍くらい値段に差があるのでコスパは正直悪いですが、そこは値段相応の品質を誇ります。
いわゆる撥水シャンプーってやつなのでシャンプー後のワックスやコーティングが面倒な方はこちらを使ってみるのもいいでしょう。コーティング剤とか買うこと考えたら3,000円は安いのかもしれない。
プロスタッフ『アワアワ 大容量カーシャンプー』
シャンプーなんてなんでもいいよという方にはこれ。圧倒的コスパ。シャンプーにこだわりが無い上に大量に使える方がいいという方はこれで十分です。
特徴はなんといっても「安さ」にあります。Amazonでも500円という安さです。
正直、シャンプーは洗車毎に必ず必要で消費していくものになります。毎回こだわって使うのは正直面倒なのでこれ1個持って長く使うのがコスパ最強です。
スパシャン『カーシャン』
CMでも最近見かけますねスパシャン。正直、おしゃれブランド感あります。インスタで映えたい方は使ってみましょう。
こいつの特徴は「満足度」です(笑) CMの仕方もありますが「使っている俺かっこいいだろ?感」を味わえます。洗車場で使うと映えます。
とはいえ、物自体は全然悪くないので、たまには違うシャンプー使いたいなぁ!て思っている方は一度お試しで使ってみるのも悪くないのかなと思います。
おすすめのワックスインシャンプー
ワックスインシャンプーはシャンプーと同時にワックス効果も得られるシャンプーです。ガラス面に施工しても撥水効果が得られるので何かと便利だったりします。
シュアラスター『ワックスinシャンプー』
はい、出ましたシュアラスター。どこでもいますねこいつは。容量は850mlと普通のカーシャンプーよりちょい少なめなんですがやはり値段が安く手ごろなのが特徴です。
僕も何かとお世話になりますがシャンプー系はとりあえずシュアラスター買っておけば間違いありません。
プロスタッフ『極艶ワックスシャンプー』
ちょっと試しに買ってみましたが未だに残ってます。プロスタッフさんは安価で大容量な商品が多い印象です。
惜しげもなくジャブジャブと使えるのが安心できるシャンプーです。まるでボーナスが入った後に行く飲み会みたいな安心感です。
おすすめの水垢取りシャンプー
続きましては水垢取りに適したシャンプーの紹介。水垢取りにはコンパウンド入り入りがほとんどです。ちなみに水垢取り系のシャンプーはコーティング前の下地作りとして使うことも可能です。
シュアラスター『クリーナーinシャンプー』
またシュアラスターですね。シュアラスターさんはほとんどの洗車用品を出していて、どの商品も無難に使うことができます。
このシャンプーは水垢取り以外にも古くなったワックスのリセットにも向いたシャンプーとなっております。新しくコーティングしたい場合などにも使ってみましょう。
カーメイト『よく落ちる水アカ鉄粉シャンプー』
なんだか強そうな名前ですが十分に水垢落とせます。鉄粉落としも兼ねているのですが、正直あまり効果は感じられなかったです。ホイールとかに試してみようかな。
使い方にも書いているのですがシャンプーを車両全体に塗布する感じで泡を広げたら、あとはしばらく放置。その後、軽くスポンジでふき取るようにこするといい感じに施工できます。
スパシャン『水アカバスター』
スパシャンもいい商品が多いですよね。この水アカバスターも年々ブラッシュアップしていっているみたいです。正直性能面で大きく変わった感じがしないのですが良い商品なのは間違いないです。
液性がアルカリ性なのが少し以外でしたが、しっかり水垢は落ちます。雨ジミには有効なのか?
ちなみにこれまで紹介していたシャンプーは主に中性のものが多かったのですが、この商品はアルカリ性になります。この液性の違いも気にすると、もっとシャンプー選びが楽しくなるのでここから先はより洗車に詳しくなりたい方は見てみましょう。豆知識編です。
シャンプーの豆知識①「液性の違い」
シャンプーの液性の違いによる効果を解説します。
アルカリ性の汚れは酸性で落とせて、酸性の汚れはアルカリ性で落とせる。中性が軽い汚れを落とせるのようにそれぞれ特徴があります。
まあオタク知識ですね。
アルカリ性
油汚れを落とすのに有効なのがアルカリ性の特徴です。
油脂類が付着した部分やワックス落とし、虫の死骸を落とすのに有効なのがこの成分です。
中性
中性はどちらにも属さない分、簡単な汚れを落とすのに向いた液性です。
ボディにも優しいためカーシャンプーは基本中性で作られています。深くこびり付いた汚れには無理がありますが日々の洗車はこの中性を使っておくことで問題ありません。
酸性
酸性は主に水垢汚れを落とすのに有効な液性となっています。
水は弱アルカリ性なので普通の水垢なんかは酸性の洗剤が効きます。ちなみにですがタバコの臭いなんかにも酸性が有効なんだとか
シャンプーの豆知識②「シャンプー洗車時は水を切らさない」
シャンプー時はマメに水をかけて常に車は濡らしておくようにしましょう。そうしないとせっかく洗車したのに、水が乾いて水アカになってしまいます。
僕が洗車するときは全部で5つに部位を分けて洗車しています。全体に水を掛けたら「車両前方」「車両右側」「車両後方」「車両左側」スポンジを変えて「下回り」という風にグルっと回りながらシャンプー手洗いしています。
各部位を移動する際は車両全体に軽くシャンプーを落とすくらいの気持ちで水をかけてあげます。特に洗車は外でやって日中だとすぐに乾きやすいので常に濡らす意識は重要です。こうして常に車が濡れている状態でシャンプーはしていきます。その後はすぐに全体の拭き上げですね。
ちなみに下回りの時にスポンジを変えているのは、下回りが一番汚れるためその汚れが他に行かないように下回り用でスポンジを分けてます。
この辺りはまあ個々の判断ですかね。
結論「シャンプーはシュアラスターを選べ!」
別にシュアラスター推しではないのですがシャンプーに関してはシュアラスターのものを選んでおけば間違いありません。