カーシャンプー選びで最初の一本に迷ったら、全塗装色対応・中性・ノーコンパウンドのシュアラスター『カーシャンプー1000』を選べば失敗しない。コーティング施工車ならキーパー技研『コーティング専門店のカーシャンプー』、水垢が気になる場合は専用シャンプーへ切り替える。以下では用途別に5製品を比較し、液性の選び方から整備士が実践する洗車手順まで解説する。
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用途別おすすめ5選
コーティング施工の有無・研磨剤の要不要・落としたい汚れの種類で選ぶ製品は変わる。まず5製品のスペックを比較し、そのあとで各製品の特徴を見ていく。
| 商品名 | メーカー・型番 | 液性 | 研磨剤の有無 | 適合 | 容量 | 向いている用途 |
|---|---|---|---|---|---|---|
| カーシャンプー1000 | シュアラスター / S-30 | 中性 | 無(ノーコンパウンド) | 全塗装色対応 | 1L(約20台分) | 迷ったらコレ・日常の砂ぼこり落とし |
| グロスシャンプー | SONAX / 314300 | 弱酸性(200倍希釈後は中性) | 無(ノーコンパウンド) | 全塗装色対応 | 1L(希釈・中型車約40台分) | きめ細かい泡・希釈で経済的に使いたい |
| アワアワ カーシャンプー2L | プロスタッフ / S144 | 中性 | 無(ノーコンパウンド) | 全塗装色対応 | 2L(超濃縮・洗車約50回分) | コスパ・大容量を重視 |
| コーティング専門店のカーシャンプー | キーパー技研 | 中性 | 公式は「コーティング膜を傷めない中性タイプ」と説明 | 全塗装色対応 | 700mL(約15回分) | コーティング施工車の定期メンテナンス |
| ドロップシャンプー | ペルシード / PCD-100 | 中性 | 無(ノーコンパウンド) | 全塗装色対応 | 900mL(濃縮・約6回分) | 撥水効果とコーティング効果の持続(約2ヶ月)を求める |
シュアラスター『カーシャンプー1000』

自動車用品店やホームセンターで扱いの多い定番シャンプーで、中性・ノーコンパウンドのため全塗装色に使える。1Lで普通乗用車20台分ほど使え、リッター単価が低いため日常使いの一本目に向く。コーティング施工車でも研磨剤を含まないぶん安心して使い続けられる。
関連記事:【レビュー】シュアラスターカーシャンプーを評価!1000や2000・ワックスinシャンプーを列挙
Surluster(シュアラスター) 洗車 カーシャンプー1000 1L ノーコンパウンド 中性 約20台 S-30
SONAX『グロスシャンプー』

ドイツのカーケミカルメーカーSONAXのノーコンパウンドシャンプー。原液の液性は日本総輸入元の晴香堂が「弱酸性」と表記しており、200倍に薄めて使うため使用時は中性になる。キャップ1杯(約25mL)を水5Lで希釈する設計で、1Lボトルでも中型車約40台分。泡がきめ細かく、希釈式でランニングコストを抑えたい人に向く。
ソナックス(Sonax) カーシャンプー グロスシャンプー 314300
プロスタッフ『アワアワ カーシャンプー2L』

2Lの大容量で中性・ノーコンパウンド、全塗装色対応。メーカー公式は「洗車50回分の超濃縮タイプ」と説明しており、薄めて使う設計。キレート剤を配合し、洗車時の焼き付きやウォータースポットを防ぐとしている。コーティング施工車にも対応。洗車回数が多い人や、1回あたりのコストを抑えたい人に向く。
プロスタッフ 洗車用品 カーシャンプー アワアワ 大容量 2L S144 ノーコンパウンド
KeePer技研『コーティング専門店のカーシャンプー』
コーティング施工店が手がける中性シャンプーで、公式が「ボディーやコーティング膜を傷めずに、しっかりと汚れだけを落とす中性タイプ」と説明している。水5Lに対して50mLで希釈し、700mLで約15回分、全塗装色対応。コーティング施工済みの車を定期的にメンテナンスしたい人に向く一本で、施工店との相性を優先したいときの選択肢になる。
キーパー技研(KeePer技研) コーティング専門店のカーシャンプー 洗車シャンプー 車用 700mL(約15回分) I-01
ペルシード『ドロップシャンプー』(PCD-100)
公式の商品名は「ドロップシャンプー(撥水コーティングカーシャンプー濃縮タイプ)」。中性・ノーコンパウンドの濃縮タイプで、900mL(約6回分)。本液150mLを水3Lで薄めて使い、洗車と同時に撥水皮膜を形成、撥水コーティングの耐久は約2ヶ月とされる。撥水効果の詳しい種類や選び方は撥水シャンプーの記事で個別に扱っている。ここでは、洗車と撥水ケアを一本で済ませたい人向けの選択肢として挙げておく。
ペルシード(Pellucid) 撥水カーシャンプー 中性 ノーコンパウンド ドロップシャンプー 濃縮タイプ PCD-100 コーティング効果約2ヶ月持続 洗車用品
カーシャンプーの選び方

選ぶ順番は「コーティング施工車か」「研磨剤の有無」「塗装色・対応範囲」「落としたい汚れ」の4段階で決めると迷いにくい。
①コーティング施工車か
コーティングやワックスを施工済みの車は、研磨剤を含まないシャンプーを使わないと被膜を削ってしまう。未施工の車でも将来コーティングを検討しているなら、最初からノーコンパウンドで揃えておくと選び直しが減る。
②研磨剤(コンパウンド)の有無
研磨剤入りは水垢や軽いキズを削って目立たなくする効果がある一方、使うたびに塗装表面をわずかに削る。日常洗車には向かず、水垢取りなど目的を絞ったときだけ使う消耗品と考えるのが実務的な扱い方になる。
③塗装色・対応範囲
黒色系はキズが、白色系は水垢が目立ちやすいため、色専用に研磨剤の含有量を調整した製品もある。迷ったときや複数台・乗り換え予定がある場合は、全塗装色対応の製品を選んでおけば色によるキズ・洗浄力不足のリスクを避けられる。
④落としたい汚れで液性を選ぶ
液性は中性・酸性・アルカリ性の3種類があり、得意な汚れが異なる。中性はボディへの負担が最も小さく、日常の砂ぼこりや軽い汚れに向く。酸性は水垢・イオンデポジットなど水系の汚れに、アルカリ性は油膜・虫の死骸・泥はねなど油系の汚れに強い。迷ったら中性・ノーコンパウンド・全塗装色対応の組み合わせを基準にし、気になる汚れの種類だけ専用シャンプーを追加で使い分けるのが無難。
洗車全体で使う液性の使い分けはアルカリ性シャンプーの記事でも詳しく扱っている。
コーティング車の水垢落とし
コーティング施工車の水垢は、研磨剤入りシャンプーでこすり落とすとコーティング被膜まで削ってしまうことがある。まずは酸性タイプの水垢専用シャンプーで、研磨せずに化学的に水垢を分解する方法を試すのが被膜を傷めにくい。それでも落ちない頑固な水垢は、施工店にコーティングの再研磨・再施工とセットで相談したほうが被膜を守れる。水垢専用シャンプーの選び方・使い方は水垢取りシャンプーの記事にまとめている。
整備士がやっている洗車の手順とNG
手順と同じくらい効くのが、どの道具をどこに当てるかです。ボディ用とホイール用を分ける理由や、傷が入る仕組みは洗車ブラシの使い分けと傷の防ぎ方で扱っています。

シャンプーの液性選びより先に、洗車キズの多くはこの2点で防げる。三咲モータースの整備士が日常の洗車で実践している手順を、キズが出やすいNG例とあわせて紹介する。
キズが出やすいNG例
乾いたボディへ直接シャンプーを塗ると、付着した砂ぼこりが研磨剤の役目をしてしまい、拭き取り時に細かいキズが入る。下回りを洗ったスポンジでそのままボディ上部を洗うのも、下回りの砂・鉄粉を上に移してしまう原因になる。水をかけずに部分だけ乾かしてしまうと、水滴が水アカとして固着し、拭き取り時に擦れて微細なキズやシミにつながる。
キズが出にくい手順
最初に車両全体へ水をかけ、シャンプー前に砂ぼこりを水圧で流しておく。下回り用とボディ上部用でスポンジを分け、汚れの移動を防ぐ。前方→側面→後方の順に部位を区切り、乾く前に洗い流して拭き上げることで、水アカの固着を防ぎながら洗い進められる。
よくある質問
カーシャンプーは中性とアルカリ性、どちらを選べばいい?
日常の砂ぼこりや軽い汚れが中心なら、ボディへの負担が小さい中性を基本にする。油膜や虫の死骸など油系の汚れが多いときだけ、アルカリ性シャンプーをスポットで使うと塗装への負担を抑えられる。
撥水シャンプーだけで洗車を終えてもいい?
汚れ落としと撥水を同時に済ませたい人には向いている。ただし水垢が目立つ車には水垢専用シャンプーとの併用が必要になる場面もあるため、撥水効果の持続期間や使い分けは撥水シャンプーの記事で確認しておくと選びやすい。
水垢はカーシャンプーだけで落とせる?
軽い水垢であれば酸性タイプの水垢専用シャンプーで落とせることが多い。長期間放置して固着した水垢は、シャンプーだけでは落ちきらず研磨や施工店での対応が必要になる場合がある。
洗車の頻度はどのくらいが目安?
月1回程度の洗車であれば、1L入りのシャンプーを年1本購入するペースで足りることが多い。花粉や黄砂、降雪地の融雪剤など汚れが付きやすい時期は、通常より短い間隔で洗い流すとボディへの負担を減らせる。




